色が人に与える印象心理効果についてのまとめ
色には意味があり、それぞれの色に心理効果があることを知っていますか?
お気に入りの色だけではなく、色の意味をよく知り、見る人にどのような影響を与えるのかがわかると選ぶ色も豊富になり、イメージにぴったりのお住まいや外壁色になっていきます。
色彩には感情がありイメージをもたらす!
赤は派手な感じ、青は爽快な感じ、などのイメージを持っている人はとても多いはずです。
ステレオタイプの色のイメージの他、微妙な色合いも色が持つ感情として捉えることができ、色が何かを連想させることもあります。色が持つイメージをうまく活用し、色選びにも活かすようにしましょう。
赤オレンジ黄色のイメージ
赤
赤は、情熱的、生命力があり活動的などのイメージを持っています。しかし、暴力や破壊などのマイナスイメージも持っています。元気が出て、暖かみを感じるのも赤の良い心理効果です。女性が赤を好むことが多いようです。
オレンジ
自由で暖かく、楽しい気持ちになる色です。オレンジやミカンの色のように食欲を促進させる色です。食べ物がおいしく見えます。赤よりも穏やかなイメージになり、親しみのある色としてよいイメージをもたらします。
黄色
黄色は、明るく軽快な色です。カジュアルで向上心があり、気分を明るくさせる色です。落ち込んだ気分を高揚させ、元気が出る色です。
目立つ色ですので、赤と同じように注意を促す場合にも使用されることがあります。
緑青紫のイメージ
緑
緑色は、穏やかな自然の色です。調和や協調、平和、バランス感覚を持つ色です。自然界に多く、集中力がつき、興奮した気持ちを鎮めます。癒やしの効果が高いのも緑色のよく知られている効果です。のんびりリラックスした気分になりたい場合は、緑色をうまく活用してみましょう。
青
青色は、海や空、水の色など何かと身近にある色です。緑にも近く、平和や安定した気持ちになれる色です。誠実で清潔なイメージをもたらし、爽快感があります。男性や若い人には好まれる色です。知性や冷静さをイメージさせるなら青色が一番です。
季節によって青の印象も変わります。夏は涼しさを感じさせる色ですが、冬は寒い色となり、使用する季節によっては注意したほうがいいでしょう。
紫
紫色は、自然界にも存在し、ブドウやナス、スミレなどの植物や花にも見られる優雅な色です。
高貴な色としても使われていますが、神秘的な色です。芸術やスピリチュアルなカラーとしても多用されています。内向的でよくわからないイメージにならないように他の色との組み合わせに注意してください。
紫系の色は、高級感や上品なイメージをもたらす色として使うとイメージアップに有効です。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。