汚れが目立ちにくい外壁塗装色の選び方

2020年08月14日 カテゴリー:ブログ

富士宮市の外壁塗装

 外壁は、定期的な塗装メンテナンスが必要な箇所です。外壁の塗装色はお住まいの印象が決まる重要なポイントです。お好きな色や統一感のある色を選ぶ場合でも、将来のメンテナンスのことを考えて「汚れが目立ちにくい色」を優先して選ぶことがあります。


汚れが目立たない色選び

 汚れが目立たない塗装色は、人気色やよく選ばれている色と同じ色が多いようです。例えば、グレー系、ベージュ、アイボリー、クリーム、ブラウン系の色がよく選ばれていますし、同時に「汚れが目立たない外壁塗装色」として知られています。これらの人気色は、砂や土などの色とよく似ており、濃い色よりも少し薄めの色が汚れを目立たなくすることができます。

 また、苔や藻・カビが多いと薄茶色やグレー、煤はグレーなどと同じような色です。お住まいの地域の建物や戸建て住宅をよく見て、どのような汚れが多いのかをよく調べてから外壁塗装色選びをするといいでしょう。


汚れの種類による色の違い

 砂や土の色は、ベージュやブラウン、赤茶色です。アイボリーなどの色ともよく似ています。風雨やホコリによる汚れの付着は、新築当初から見られますので、お住まいの地域の環境で砂埃が多いということなら、色選びもベージュ系統がよくなるでしょう。

 工場や高速道路・幹線道路に近い地域では、大気汚染の影響を受け、外壁も煤煙となって外壁の汚れとなります。その色の多くはグレー系統の色です。遠方からの風の影響も考えられますので、お住まいの地域の建物の外壁をよく見ておきましょう。

 湿気が多いところでは、外壁にも苔やカビ、藻が自然発生してしまいます。塗装後に数年してから発生することもありますので、グレーや薄緑色、ベージュなどの色を選ぶと汚れが目立ちません。

 部分的な汚れとしては、換気扇や通風口などにべたべたした油汚れがついてしまうことがあります。最初はくすんだ油のような色ですが、時間が経過すると他の汚れがつきやすいので真っ黒な色になってしまいます。こうした場合もグレーやブラウン系の色を選ぶと汚れが目立ちません。

 また、サイディングの目地や窓枠のシーリングの周辺の汚れは、煤色と同じような色です。原因は、シーリングから溶け出した可塑剤です。汚れが付着し時間と共に黒くなっていきます。


セルフクリーニング機能を備えた塗料ならさらによい!

 外壁に多い汚れの種類が特定できたら、汚れが目立ちにくい色に塗り替えてみましょう。さらに、セルフクリーニング機能を持った塗料を選択すると、親水性の高い塗膜が、たまに降る雨により汚れを洗い落としてくれます。排気ガスなどの汚れは、屋外に常に露出している外壁なら避けられない問題です。塗料の材料費は2割高にはなりますが、メンテナンスの機会が減りますので、セルフクリーニング機能を備えた塗料を塗装するほうがよい場合があります。

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