遮熱塗料は省エネ・節約の切り札!

2022年12月01日

富士市 富士宮市の外壁塗装

 建物の屋根や外壁に塗るだけで、高い遮熱効果を発揮する、「遮熱塗料」が注目を浴びています。

 遮熱塗料は、建て替えなどが必要なく、塗り替えメンテナンスだけで高い遮熱効果が得られるなら、検討に値する高性能塗料であると考えられます。


屋根や外壁に使うと効果的な遮熱塗料

 建物の屋根や外壁は、建築した後もずっとその場に存在します。雨や風、春夏秋冬などの季節が移り変わろうとも、建物は室内の居住者を守らなければなりません。

 室内で過ごす時間が長い方ほど、高い遮熱効果のある塗料を塗装すれば、真夏の時期に高い節電効果や高い省エネ効果が得られます。

 遮熱塗料は、太陽熱を反射させる効果の高い塗料で、塗膜の表面温度の上昇を防ぎ、室内環境を適温に保つ効果があります。毎年、夏になると冷房費が上がって大変だとお悩みの方には、遮熱塗料による屋根・外壁塗装をおすすめします。


表面温度はマイナス10~20℃

 遮熱塗料を使用すると、汎用塗料に比べて表面温度がマイナス10~20℃も下がります。塗料の遮熱効果は、ベースとなる樹脂塗料のグレードを上げると、耐久性もアップします。

 例えば、シリコン系よりは、フッ素や無機などのグレードの塗料のほうが高い遮熱効果が得られ、塗料の寿命も長くなります。

 熱が伝わりやすい屋根材といえば、金属製の屋根です。ガルバリウム鋼板、トタン屋根などは、熱伝導率が高いので、遮熱塗料に塗り替えれば、室温を下げる効果が高まります。


補助金が出る自治体もある遮熱塗料

 都心部のヒートアイランド現象を抑制するために、遮熱塗料で塗り替えれば補助金を支給する自治体があります。CO2削減効果が高く、省エネ住宅として認められる場合は、補助金を支給する仕組みを整えている自治体がありますので、遮熱塗装を予定していない方も、一度は塗装業者などにも確認してみましょう。

 遮熱塗装は、費用が上がりますが、補助金で相殺され、汎用塗料と変わらない価格で施工できる場合があります。各自治体の窓口でも相談を受け付けています。


オススメの遮熱塗料

 日本ペイントのフッ素樹脂の「サーモアイ」、アステックペイントの高耐候性・低汚染性の「超低汚染リファインシリーズ」、エスケー化研のアクリルシリコン樹脂の「クールタイトSi」、日本特殊塗料のシリコン樹脂の「パラサーモ」などがあります。

 また、遮熱と断熱の両方の効果を持っている、日清産業の特殊セラミック配合でアクリルシリコン樹脂の「ガイナ」などもあります。

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