高い耐候性・耐久性を持つ「無機塗料」

2022年05月01日

富士市 富士宮市の外壁塗装

 無機塗料といえば、高い耐候性・耐久性を持つグレードの高い高性能塗料の一つです。高価ですが、塗装業者が勧めてくることがありますので、正しい知識を仕入れて採用するかどうかを判断してください。ここでは、無機塗料の基本的な特徴について解説していきます。


無機塗料は有機塗料がベースとなっている

 有機塗料に対して無機塗料という単純な関係ではなく、無機物だけで構成されている無機塗料はなく、必ず有機樹脂がベースとなっていますので注意が必要です。

 無機物は、炭素を含んでいない鉱物、ガラス、レンガなどのことです。有機物は、経年劣化しますが、無機物はなかなか劣化しにくいので、高い耐候性能や耐久性能を持つことになります。

 無機塗料は、無機物を配合した樹脂塗料です。残念ながら、樹脂のグレードにより耐久性能が変わりますので、耐久性や耐候性が高い、といってもベースとなる樹脂の寿命を大きく超えるような高い性能を持っているわけではないことに注意しておきましょう。


無機塗料を見るときのポイント

・耐久性と耐候性

 無機物が配合されているので、外壁表面が無機物で覆われると雨や紫外線などの自然環境からの影響を受けにくくなります。無機塗料で塗装すると、耐候性が高くなると同時に、15年以上の耐久性を持たせることができます。

・カビや苔、藻の発生を抑制

 無機物が多いとカビや苔、藻が発生しにくくなります。

・高い低汚染性と防汚性

 無機物のコーティングにより、静電気の発生を抑え、埃やゴミの付着を防ぎます。雨が降ると、塗膜の高い親水性により、流れる雨水が表面と汚れの間に入り、汚れを浮かせ、雨で洗い流すことができます。セルフクリーニング効果が高く、汚れが付きにくいというメリットがあります。

・難燃性・不燃性の無機塗料

 火事などの災害時でも延焼を阻止でき、外壁材の表面が燃えにくい性質を持っています。


無機塗料選びの問題点

 最大のデメリットは、値段の高さです。無機物が配合されていますので、その分が値段に上乗せされています。塗装時にも無機塗料塗装の専門知識と経験を持った職人が必要で、技術力により品質に差が生まれることがあります。

 フッ素や光触媒塗料などよりもグレードの高い塗料として分類されていますので、価格が高価です。一般的なシリコン塗料なら、1平米あたり2300~3000円ですが、無機塗料は、1平米あたり5000円を超えることもあります。

 塗装後の問題点は、硬い無機物に覆われた塗膜は、外壁材のクラック(ひび割れ)に追従できないため、そのまま塗膜にもクラックが発生し、次第に症状がひどくなっていくことです。

 予算の都合もありますが、弾性の高い無機塗料を選べば、ある程度のクラックの予防対策も可能です。

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