剥がれすい木材塗装

2021年10月14日

富士宮市 外壁塗装

 外壁材や外壁塗装に使用する塗料は、10年以上の耐久年数があり、塗り替えも同じぐらいのサイクルで行われています。しかし、木部・木材に塗装した箇所は、耐用年数が数年と短く、長くても5~6年程度で剥がれてきてしまいます。

 木部や木材に塗装する場合は、木の性質をよく知り、頻繁に塗り替えメンテナンスを行うことを覚悟しておきましょう。


様々な原因により木材は傷みやすい

 天然素材を使用した木材は、自然の風合いを好む方に高い人気がありますが、塗装の剥がれや木材・木部が腐食しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
常に外に露出し、日中も太陽に当たる箇所は、紫外線の影響を受け、塗装していた塗膜の剥がれが進んでいます。

 そのままにしていると、塗膜の剥がれ部分から雨水が浸入して、木材が腐っていきます。塗装表面がボロボロになっている場合は、木材内部の腐食も進んでいることから、木材の塗装前に部分補修や交換修理が必要です。


難しい塗装の部分補修

 木材は、生きているため、水分を含んで呼吸し、伸縮を繰り返しています。こうした状態で木材が雨や紫外線にさらされると、木部が傷みやすくなります。木材の伸縮を防止し、水分が浸入するのを避けるには、木材専用塗料による塗装メンテナンスを行う必要があります。

 部分補修と木部の塗装は、DIYで行うのが難しく、プロに仕事を依頼したほうがいいでしょう。適切な部分補修による高品質で高い耐久性を持つ美しい仕上がりの塗膜が期待できるからです。


メンテナンスでは木部専用塗料を推奨

 木部専用塗料は、主に2種類あります。その2種類の専用塗料とは、浸透タイプと造膜タイプです。浸透タイプの塗料は、木材の内部にまで塗料が浸透し、内部を保護します。木目の質感がよくわかる塗装になりますが、耐久性が低くなり、塗り替え時期が早くなります。塗膜剥がれや膨れなどが発生しにくく、作業しやすいというメリットもあります。

 一方の造膜タイプの塗料は、木材の上から塗膜を形成しますが、木目の質感がなくなります。造膜タイプの塗料は、下地処理は難しくなりますが、耐久性や撥水性は、浸透タイプよりも高くなります。


建物の高所にある木部は塗装業者に任せること

 DIYでペンキ塗装に挑戦する人も増えています。ウッドデッキの塗装なら、DIYでも塗装可能です。養生や下地処理などの経験や熟練を要する作業も入りますので、ウッドデッキ以外の建物の高所にある木部の塗装は、塗装専門業者に作業を任せたほうがいいでしょう。

 専門業者に任せたほうがいい木部塗装箇所は、例えば、窓枠、破風板、軒天上、下見板などです。建物の高い部分にある木部・木材は、養生するだけではなく、足場を組んで作業を行う必要があります。

 足場の設置や撤去は専門業者に任せたほうが安心です。自分で修理や塗装が難しいな、と思ったら、必ず木部塗装の経験豊富な塗装業者に仕事を依頼してください。

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