外壁塗装では色塗り以外の目的も重要

2020年03月17日

外壁塗装の富士宮市

 古くなったから外壁の塗り替えを行う、塗装業者が新しい色への外壁塗装工事を提案してきたなど、外壁の塗り替え工事を意識するような時期になったら、そろそろお住まいの外壁塗装に関する知識を学びましょう。今回は、色塗り以外にもある外壁塗装の目的をご説明します。


色やデザインの変更以外にもいろいろある外壁塗装の目的

 外壁塗装は、単なる塗り絵や色の塗り直しの作業ではありません。今と同じような色をまた塗ることがありますし、ツートンカラーや全く異なる色を塗って、気分転換やお住まいの印象を全く変える目的で行うものですが、それ以外にも重要な目的があるということを知っておきましょう。


外壁の表面を保護する

 外壁には、塗料による塗装や見えないコーティングが施されている場合があります。屋外に出ている外壁表面は、毎日風雨や雪にさらされており、築10年を過ぎると、塗膜の保護性能や耐久性が下がり、経年劣化が進んでいきます。気づかないうちに色あせしていることがありますが、塗料の寿命が尽きると、外壁材の保護機能もなくなってしまいます。外壁材が水分を含んだり、太陽からの紫外線が当たったりすると、外壁材そのものが割れたり、剥がれたりします。

 こうした症状がみられる前に、再塗装により、引き続き塗料の塗膜で外壁材を保護する必要があるでしょう。


外壁面の汚れを落とし美しい美観を保つ

 築10年もすると、お住まい周辺の環境によっては、外壁面がかなり汚れ、その汚れが蓄積していきます。例えば、工場からの煤煙、車の排気ガス、苔や藻・カビ、雨スジの汚れ、紫外線による変色や退色、塗装の塗膜の膨れや剥がれなどの症状などです。外壁面にこうした症状が見られたら、そろそろ外壁面の塗り替え工事を行う必要があるでしょう。


高い機能を備えた塗料に塗り替えて快適な暮らしを実現

 外壁や屋根に塗装するだけで、高い機能を発揮する塗料が登場しています。最も多いのが、遮熱塗料や断熱塗料です。遮熱塗料なら熱を反射して夏場も室内で涼しく過ごすことができ、断熱塗料なら夏も冬も一定の温度で快適な室内環境を維持できるので、検討に値する塗料です。

 また、セルフクリーニング機能を備えた塗料や光触媒塗料なども、外壁の汚れの蓄積を防止し、外壁の長寿命化を促します。このように、外壁の塗り替え工事は、暮らしを快適にする高い機能を備えた塗料を塗るチャンスです。


塗装工事は部分補修のチャンス

 塗装工事では、部分補修も同時に行い、丁寧な補修がきちんと行われた後に、しっかりと塗装工事が行われています。ひび割れ・クラック補修や目地のシーリング補修など、経年劣化した外壁には必ず発生してるトラブルがありますので、必ず補修工事を行い、それ以上被害が拡大しないように対処する必要があります。

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