外壁塗装で人気のツートンカラーに変えてみませんか?
新築当初の外壁色が地味で汚れの目立たない色を選択してしまった場合は、家屋が古くなると必ずといっていいほど飽きてしまい、新鮮さもなくなってしまいます。5年や10年たって外壁塗装のメンテナンス時期がやってきたら、お住まいのイメージチェンジのチャンスです!
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すすめの明るい色や落ち着いた色をうまく組み合わせたツートンカラーの外壁塗装でイメージも一新できるでしょう。
単色の外壁色よりもツートンカラーの外壁色が人気
外壁の塗り替えだからこそ、ツートンカラーに挑戦する方が増えています。屋根や外壁の塗装では、配色が難しく、カラフルな色を選んでしまうと、お家全体の統一感がなくなってしまったり、周囲のお住まいの色と比べてもなんとなく浮いてしまったりします。
ツートンカラーなら、塗装実績の多い決まった配色の中からも自由に選ぶことができますので、失敗が少なく、メリハリのあるお住まいのイメージを演出するのに最適です。明るい色と落ち着いた色を両方使うことができ、塗装後は特徴のあるお住まいのイメージに早変わりします。
建物の上下で塗り分けることが基本
外壁をツートンカラーに塗り分ける場合は、建物の上下で塗り分けることが基本となります。その場合もベースとなるカラーは、建物全体の面積に占める割合を6割程度にし、その次に使用する色は、3割程度にします。ベースカラーの次に使用し、二番目に割合の多い色は「アソートカラー」と呼ばれています。
アソートカラー選びは、ベースカラーと同系色が無難で、鮮やかさや色みなどを微妙に調整しながら、メリハリのある配色にしていくと失敗が少なくなります。ツートンカラーでは、残りの色(3色目)に白や黒の他、ベースカラーとは全く異なる色を使用することがあります。
外壁の塗り分けパターンとしては、建物の上下以外にも、ベランダ、バルコニーの建物の出っ張りとそうでない部分の塗り分け、窓や建物の角を利用した垂直方向への塗り分けなども採用されています。ただし、これらの配色パターンはセンスが問われ、失敗することもありますので、塗装業者と何度もシミュレーションや打ち合わせを重ねる必要があるでしょう。
ツートンカラーは洋風・輸入住宅が参考になる
和風住宅といえば、似たようなイメージのお住まいが多くなってしまいます。明るめの色合いを使う場合や赤や青などの日本ではあまりなじみのない色を使用する場合は、洋風建築や輸入住宅を参考にするといいでしょう。実際に使われている色を見ると、自分が思い描いたイメージの建物になるかどうかがよくわかっていきます。
景観条例などもありますので、法律や条例に従った色が使われているのかどうかもよく確認してください。同じような色のお住まいが並んでいる場合は、間違いなく、そのツートンカラーの配色は、いいイメージカラーの配色として使用されているはずです。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。