塗装メンテナンスと同時に行うほうがいいお住まいのメンテナンスとは?

2019年09月17日

外壁塗装 富士宮市

 塗装業者に依頼する仕事は、主に屋根や外壁の塗装です。しかし、塗装以外にもやるべきお住まいのメンテナンスはたくさんあります。大規模な塗装工事の場合は、同時にできるメンテナンスも多いので一緒に工事を行うと、時間やコストの節約になります。

 ここでは、塗装工事と相性のよいお住まいのメンテナンスの事例について解説していきます。


メンテナンスする主な箇所とメンテナンスサイクルを知る

 お住まいのメンテナンスは、建物が古くなるほど必要ですし、建物のいろいろな箇所に不具合が生じます。屋根や外壁は、木部の腐食や鉄部の錆びを防ぐためにも定期的に塗装を行うほうがいいでしょう。屋根や外壁は、何度か塗装メンテナンスをしても、最終的には葺き替え工事が必要となります。

 サイディングの場合は、経年劣化による防水性能の低下により、目地のシーリングの打ち替えを行う必要があります。陸屋根などの屋上、ベランダなどは、5年や10年ごとに定期的に防水工事を行います。防水施工は、永久に効果があるわけではなく、建物や塗装と同じように耐久年数があるからです。

 床下の防蟻(ぼうぎ)処理は、シロアリ被害対策の目的で行われます。防蟻処理のタイミングは、約5年の短いサイクルで行われています。

 その他、室内のメンテナンスやリフォームも必要です。水回りである、浴室、洗面所、トイレ、キッチンなどは、10年ごとに点検し、必要であれば修理します。20年目を超えると本体を新しい設備に交換します。こうした室内リフォームやメンテナンスも塗装工事などの大規模な工事と合わせて行うと、時間や費用が節約できることがあります。


住宅メンテナンスは5年や10年20年といった節目の時期が目安

 住宅の点検は、5年や10年ごとに行うべきでしょう。点検で見つかった補修箇所は、その箇所以外にもお住まい全体を点検したうえで、補修すべき箇所を絞り込んで一緒に修理するようにしましょう。塗装や設備・内装の交換修理は、10年ごとに行います。スレートや瓦、床・畳、給排水設備、玄関や窓などは、20年や30年といった周期で経年劣化により取り替えたほうがいいでしょう。

 同じ時期に、屋根や外壁の塗装工事や葺き替え工事が行われることがあります。養生や足場の設置・撤去に関する手間やかかる費用なども共通項目ですので、同時にやってしまうほうが節約につながります。屋根や外壁の塗装工事は大規模なリフォームです。目地の打ち替え、陸屋根やベランダの防水工事、屋根の葺き替え工事、外壁の取り替え工事などは、同時に実施することで、一回ごとに工事するよりも工事費用を大幅に節約することができます。

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