外壁塗装よくあるトラブル

残念ながら、外壁塗装でトラブルがあった、というケースは意外と多いんです。

「うちの壁、なんだか色褪せてきたなあ」

「雨漏りが心配だ」

「メンテナンスして、この家に長く住みたい」

こんな風に、外壁塗装を考え始めたみなさんには、色々なお気持ちがあるはずです。

決して安い工事ではありませんので、「今このタイミングで」と決めたのは大きな決断だったことでしょう。

だからこそ、失敗はしたくないもの。

けれども、依頼する業者を間違えると、色々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。

「せっかく塗り直したのに……」と後からガッカリしないために、今回は【外壁塗装でよくあるトラブル】とその回避法をご案内します。


どんなトラブルがある? 
依頼前に心構えしておきましょう

以下のリストは珍しいケースではなく、普通によくあるトラブル事例です。

外壁塗装業者を選ぶときには、ぜひこのリストを参考にしてください。

(1) 施工不良(塗膜の剥がれ、変色、膨れ)

(2) 塗られていない部分がある

(3) イメージと全然違う色になった

(4) 塗ったところがすぐに色褪せてしまった

(5) 室内が臭くて生活できない

(6) 大切にしていた植物が傷んでしまった

(7) タイルなど、家の備品を壊された

(8) 工事中、近隣に迷惑をかけた

(9) 追加費用を請求された

どれも、自分の家で起こったら困ることばかりです。「こんなことがありうる」と事前に覚えておくことで、トラブルを予防することができますし、何かあったときも迅速に対応できます。

次に、これらトラブルの回避法を一つ一つ詳しく説明していきますね。


トラブルと回避法を詳しく解説!

外壁塗装で失敗や後悔しないよう、ぜひこれら詳しい事例を参考にしてください。

(1) 施工不良(塗膜の剥がれ、変色、膨れ)

外壁塗装 富士市

施工不良が「すぐにわかる」ことはあまりありません。

よほどの激安店に依頼しない限り、外壁塗装が完了した直後の見た目は綺麗に見えます。

施工不良による不具合は、施工後3年以内に起こると言われています。逆に言えば、施工後3年経っても問題なければ「施工不良はなかった」と判断していいと思います。

3年経過後は、塗料の性能部分(色つやがどれだけ長持ちするか)を気にしていきたいところです。

では、施工不良の場合は何が起こるのでしょうか?

以下の3つが代表例です。

・塗膜の剥がれ:塗った塗料が剥がれてしまう

・塗料の変色 :塗ったときと色が変わってしまう

・塗膜の膨れ :塗った部分が膨らんでくる

これらには、色々な原因があります。塗膜が剥がれるのは、「下塗り塗料の選択ミス」、「素地が濡れている状態での塗装」、「下地処理の簡略化」などが原因です。変色は、塗料の撹拌(かき混ぜ)不足。膨れも、塗料の選択ミス、不適切な下地処理が原因です。

これらは、施主側でどうにかできるものではありません。

これらの現象が起こるのは、職人や現場管理者の技量や経験、知識不足によるところが大きいのです。

●トラブル防止策:優良塗装業者を選ぶ

・創業年数の長い、経験豊富な会社を選択する

・工事後の保証の有無、保証期間を確認して、トラブル発生に備える

(2) 塗られていない部分がある

完成した家を見に行くと「あれ? あそこが塗ってないぞ?」というケースがあります。

「塗ってない部分があるんですが……」

「ここは基本料金外ですから、塗るなら別途費用がかかりますよ」

ちょっとした部分だからサービスで塗ってくれるはず……そう思い込んでいた箇所が、塗られていない。これもよくある話です。

業者側の説明不足と、施主側の確認不足が重なって、こういう事例が起こります。

言葉だけでは、言った言わないの話になりますので、約束したことを記録に残しておくことが大切です。

契約書の内容もよく確認し、記載がないものについては、工事の途中ではなく、必ず契約前に確認しておきましょう。

●トラブル防止策:契約前に、細かく確認する

・ちょっとしたことでも記録に残す(メールなど、残るもので約束する)

・施工内容に曖昧な部分がないか、契約書を必ず確認する

(3) イメージと全然違う色になった

外壁塗装 富士宮市

これは、なかなか回避が難しい問題です。優良塗装業者に依頼しても、こうなってしまうことがあります。

どうして、「思っていた色と違う!」という結果になってしまうんでしょうか?

【イメージと違う色になる原因】

・小さい「色見本」を見ただけで色を選んだ

・どんな仕上がりになるか、業者側の説明不足

・業者の提案センスが悪かった

・建物に合う色を選ばなかった

実は、小さい色見本から、実際の仕上がりをイメージすることはプロでも難しいのです。

イメージした色に仕上げるには「大きい」色見本が必要です。

塗料メーカーに依頼すればA4サイズの色見本を作成してくれます(だいたいの業者が無料でやってくれます)。大きいサイズの見本を取り寄せて、屋外で自宅の壁にあてて、どんな色に見えるか必ず確認してください。

他にも、業者の力不足、というケースがあります。

どんな仕上がりになるか説明が下手だったり、提案してきた色のセンスが悪かったりと、経験不足の業者に当たってしまうと大変です。

建物との相性を考えずに自分の好みの色を選んで、「完成したらイマイチだった…」と後悔される方もいらっしゃいます。街並みに合う色なのかも重要です。違和感なく周囲に溶け込むことができる色彩かどうか、考えてみましょう。

経験豊富な優良業者を選べば、「色が合うか合わないか」など、様々なアドバイスをもらうこともできます。

高い費用を払ったのに、家が気に入らない色になってしまったら、だれでもガッカリしてしまいます。色の見極めは慎重に行いましょう。

トラブル防止策:総合的な視点で色を選ぶ

・A4サイズの大きい見本を取り寄せる

・気に入った色が建物に合う色なのか考えてみる

・家周辺の写真を撮影し、新しい色が街並みに合うかチェック

・判断に迷ったときは、信頼できる業者に相談する

(4) 塗ったところがすぐに色褪せてしまった

工事後2、3年で塗料が褪せてくることがあります。これは業者選びの失敗が原因です。

手抜き工事された、技術力が劣っていた、もしくは塗料の品質が低かったと考えられるのです。

手抜きをする業者は、高品質の塗料を使用せず、安価で低品質の塗料を使用することも多いんです。

「低品質の塗料」で、本来3回塗りのところを「1回しか塗装しない」場合、外壁はあっという間に退色してしまいます。塗り直しから5年位しか経っていないのに、色褪せた外壁を見た業者が営業をかけてきた、というケースもあります。

手抜き工事をする業者は、地元の評判を気にしません。地元の評判を大事にする業者に工事を依頼するのがポイントです。

トラブル防止策:業者の善し悪しを見極める

・工事後の保証の有無、保証期間を確認しておく

・地元の評判を気にする業者を選ぶ(創業年数が長いorインターネットの口コミによる集客に力を入れている業者がおすすめ)

(5) 室内が臭くて生活できない

外壁塗装に使われる塗料は、「水性」と「溶剤」の2種類。

そして「溶剤塗料」はシンナーの臭いがします。すべて水性で塗装すれば臭いは少ないのですが、塗装部位によっては溶剤塗料の方が適している場合があります。

そして、塗装時に窓を開けていると臭いが室内に入ってしまうことがあります。締め切っていても、換気口から入ってしまうことも!

この臭い、敏感な人にはかなりキツイと思われます。幼児など小さいお子さんがいるご家庭は、業者に必ず伝えておきましょう。

場合によっては、臭いのする数日間、ホテルや実家で過ごす必要があります。

トラブル防止策:先に業者に相談する

・臭う塗料かどうか、業者に確認しておく

・家に臭いが入らないよう配慮をしてもらう

・臭いがきつい作業日を事前に教えてもらい、その日は留守にする

・ご近所との距離が近い場合は、臭いがきつくない水性塗料を選択する

(6) 大切にしていた植物が傷んでしまった

お庭や玄関周りで、植物を育てているご家庭も多いと思います。

そして、庭の植木、花壇、鉢植えなどを手入れしている場合は、注意が必要です。

塗装の際は、外壁から1mほどの距離をとって、ぐるっと足場が家を囲みます。その際は、塗料が飛散しないようにブルーシートなどで養生することになります。

そうなると、植物が呼吸できず弱ってしまったり、塗装の際に踏まれてしまうこともありえます。大事な植栽がある場合は、最初に伝えておきましょう。

ちなみに、どうしても保護が難しい場合、外壁から離れた場所への植え替えをお願いされることもあります。

トラブル防止策:業者に庭木の存在を伝える

・大切な花や植木があることは、工事開始前に業者に伝える

・鉢植えは安全な場所へ移動させておく

・場合によっては、離れた場所に植え替える

(7) タイルなど、家の備品を壊された

「足場工事で鉄のパイプが当たってタイルが割れてしまった!」

意外とよく聞く話です。もちろん故意ではありませんし、注意していれば防げることが殆どです。ただ、スペースの問題で「仕方ない」と言えるケースもあります。

工事中、何かが壊れてしまった場合は、塗装会社が加入している『工事賠償保険』を使用して修理することになります。個人経営の会社は保険に加入していないケースもありますから、事前に確認が必要です。

また、工事価格が安すぎる業者は、作業が雑になり事故が起きやすくなる傾向にあります。適正価格の業者にお願いすることがトラブル回避の秘訣です。

そして、外壁塗装の前後で何かが壊れていないか、自分の目でチェックすることも大切ですね。

トラブル防止策:『工事賠償保険』に加入している業者を選ぶ

・契約前に『工事賠償保険』の加入状況を確認

・従業員の質が保証されている会社を選ぶ(激安業者は要注意)

・壊れているところがないか、自分でもチェックする

(8) 工事中、近隣に迷惑をかけた

工事をする際には、必ず何かの制限をかけることになります。ご自宅だけでなく、ご近所も含めて、少し我慢していただく必要があるのです。そのため、ご近所トラブルが起こることもあります。

・作業車が停車している位置が悪く、車の出入りができない

・職人の吸っているタバコが臭う

・塗料の臭いが家の中まで入ってきた

・足場設置・撤去・壁の高圧洗浄時の音がうるさい

ご近所さんから苦情が来た、というのもよく聞く話です。

大事なのは、近隣対策に慣れた業者を選択すること、そして工事前にご近所に挨拶して回ること。こうしておけば、ご近所トラブルを最小限に抑えることができます。

トラブル防止策:ご近所には事前に配慮する

・工事前には挨拶をしておく

・近隣への配慮に慣れた業者に依頼する※

(※下請け工事ではなく、元請け工事の比率の高い業者がおすすめです。元請け工事を多くこなしている業者は近隣への配慮に慣れています)

(9) 追加費用を請求された

外壁塗装 富士市

工事が終わったあと請求書を見てみると、「契約した金額より高い!?」とびっくりされた経験のある施主さんも多いでしょう。

工事中に施主側が「あっちもお願い」「これも塗装しておいて」と、追加でお願いすると、基本的には追加費用が請求されます。「サービスしてほしい」という気持ちでお願いしても、契約外作業になりますから、請求がきてしまいます。

「頼んでいない作業費を請求された」なら別ですが、追加作業を依頼するときは、費用がかかるかどうかを先に確認しておくことが大切です。

トラブル防止策:追加費用があるかどうかは、契約前に確認する

・契約する際には、契約書を確認し、追加費用がかかるかどうか確認しておく

・工事中に作業を追加したいと思ったら、費用がかかるかを聞いてみる

・明らかにおかしい費用を追加請求されたら、専用の相談窓口に相談する

いかがでしたでしょうか?

いずれにしても、契約前の確認が一番大事。焦って安い業者や工事価格に飛びついたりせず、じっくりと契約内容を確認することが肝心です。


外壁塗装のトラブルを防止するために

一にも二にも、業者選びが重要です。

安い価格で杜撰な工事をする業者に頼んでしまっては、お金をドブに捨てたようなものです。

5年も持たずに色褪せてしまった御宅を見ると、とても悲しく、同時に憤りを感じます。正しい技術を持ち、また丁寧な工事を心がける塗装業者に頑張ってほしいものです。

もちろん我が社も、最良の工事をご提案し、最適な技法と塗料を選択し、もし何かトラブルがあったときには迅速に対応できるよう心がけております。

外壁塗装を検討されているみなさまが、信頼できる優良塗装業者と出会えることを願ってやみません。

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