人気の機能性塗料(遮熱・断熱・光触媒)について

2025年06月10日

外壁塗装 富士市 富士宮市

 予算に限りがあり、塗膜性能を維持するだけの塗装工事でも屋根や外壁をきちんと保護できます。

 しかし、何か物足りないと感じるなら、遮熱・断熱・光触媒などの機能性塗料にも注目してみましょう。

 暑さ対策や断熱対策、汚れ対策など、希望する機能があれば検討するようにしてください。


遮熱効果で節電可能な遮熱塗料

 遮熱塗料は、太陽光を反射し屋根の温度上昇を防ぐ効果があります。

 夏の日差しの強い時期に特に遮熱効果が発揮され、室温なら2~3℃も下がる効果が得られます。

 体感温度ではもっと涼しく感じられることから、エアコンなどの設定温度も高めに設定することができ、夏場の節電効果が高まります。

 また、遮熱塗料は、耐久性の高い樹脂を採用していることが多く、15~20年は各種機能が持続します。

 塗料の耐久年数が高いだけではなく、塗装した屋根材や外壁材もしっかりと保護し、寿命が延びるようになります。


夏も冬も!なら断熱塗料

 断熱塗料を使うと、熱伝導率が低くなるので、室内の温度を一定に保つ効果があります。

 特に冬場に一定の室温にキープしようと考えるのなら、断熱塗料で屋根や外壁を塗装するといいでしょう。

 夏は涼しく、冬は温かくなり、一年中快適です。省エネ効果も一年中期待でき、遮熱塗料よりも節電効果がよくなることがあります。

 遮熱塗料に比べると断熱塗料のほうが耐久年数が長い場合が多く、15~20年の耐久年数の断熱塗料が多いようです。


セルフクリーニング機能と高耐久性を誇る光触媒塗料

 光触媒塗料は、太陽光を浴びると汚れがつきにくくなり、雨が降った時に汚れを浮かせて洗い流す自浄作用が大きな特徴です。

 セルフクリーニング機能とも呼びます。

 光触媒塗料は、セルフクリーニング機能などにより経年劣化しにくく、15~20年程度の寿命があると言われています。

 光触媒塗料は、防汚性能が高いだけではなく、空気の浄化効果もあります。水性塗料が多く、人体や環境に悪影響を与えることが少なくなっている環境配慮型の塗料です。

 最近では紫外線を必要としない可視光型の光触媒塗料が登場し、光が当たりにくくても光触媒効果が得られるようになっており、欠点が少なくなってきています。

 光触媒塗料は、シリコンなどの汎用塗料に比べると1.5倍程度の高額の施工費用がかかります。

 それでも新しいタイプの光触媒塗料を使うなら、十分な費用対効果が得られる優れた機能性塗料でしょう。

 

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