間違いやすいシーラーとフィラーの違い

2021年12月02日

外壁塗装の富士宮市

 シーラーとフィラーは、同じ下塗り塗料として分類できます。しかし、それぞれに特徴があり、使用する素材や箇所も異なり、塗装作業の現場ではきちんと使い分けられています。今回は、シーラーとフィラーの違いや特徴、使用箇所などについてわかりやすく解説していきましょう。


シーラーとフィラーの違い

 いずれも下塗り材で、一番最初に使用される塗料です。塗料と素地の密着性を高め、塗膜を平らにする働きがあります。塗装後の塗膜のひび割れを防ぐのも、下塗り材の役目です。

 シーラーは主に、塗料を吸い込みやすい下地に使用され、中塗りや上塗りに使用される塗料の吸い込みを抑えてくれます。また、下地と塗膜の密着性を高めるためにも使用されており、塗装工事では大切な役目を果たしています。

 下塗り材を丁寧に塗装することにより、色ムラのない美しい塗膜面が完成します。フィラーの場合、表面が凸凹している下地に使用されるケースが多く、フィラーを塗装することにより、塗膜面が平らになります。

 サイディングボードではなく、モルタルやコンクリートの素地に使用されています。これらの素材は、動きが生じたときに追従できる微弾性のフィラーが使用され、ひび割れを防止してくれます。サイディングボードに微弾性フィラーは使用できません。夏場の気温上昇による塗膜の膨れの原因となってしまうからです。


密着度を高めるシーラー

 シーラーは、塗装面と中塗り塗料との密着度を高める働きがあります。シーラーという名前がついている理由は、両面テープのような役割があるという意味からです。シーラーをたくさん塗ると、吸込みの激しい塗装面でも中・上塗り塗料の密着性を高められ、塗料の耐久性アップに貢献してくれます。

 シーラーには水性タイプと油性タイプがあり、平均単価は、1平米あたり600~900円です。一般的なサイディングボードの他、木材などにも使用されています。


凸凹した塗装面にはフィラー

 凸凹した塗装面、例えば、モルタルやコンクリートなどの表面には、フィラーが使用されています。下地が平坦ではない塗装面では、厚塗りを行うために塗布量の多い砂骨ローラーを使用します。フィラーは、サイディングボードには使用できず、下地が劣化し、吸い込みが激しい場合は、先にシーラーを使用することがあります。

 フィラーには水性タイプしか存在せず、微弾性フィラーと呼ばれるシーラーとフィラーの両方の機能を併せ持つ下塗り材がよく使用されています。軽度のヘアクラックがあり、その上から塗装する場合にも微弾性フィラーがおすすめです。
微弾性フィラーの平均単価は、1平米あたり900~1200円です。

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