色が人に与える印象について
視覚的に大事な情報はたくさんありますが、その中の1つに「色」が挙げられます。またご存知の方も多いかと思いますが人間はほとんどの情報を視覚に頼っていますので、色というのは人間において重要な役割を持っていることになります。
では色が人に与える印象とは何があるのでしょうか?全ての色を紹介することはできませんが代表的な色を紹介していきます。
印象を決めてしまう
まず重大なのは建物の印象を決めてしまうことです。人間は人のみならず「建物」も色で印象・イメージを決定することが多いです。
たとえば街の中で少し変わった色の建物を見たことがあるかと思います。すると多くの方は例え建物の住人は一般の人であっても、「変な人が住んでいそう」「個性的な人が住んでいるのかな」と思うのではないでしょうか。
もちろん住人と知り合えば誤解は解けるかと思いますが、大多数の人とは交流はないのでそのままのイメージがつくと思います。もうお気づきかと思いますが色というのはイメージを決めるのに大きな影響を与えてしまい、ときには偏見で判断をされてしまうほど重要な印象です。
暗い色(黒・黒よりのグレー)
続いて大きく分けた色の印象となりますが、暗い色は人であると地味・大人っぽいと言われることがありふり幅の大きい色です。しかし建物ですと色合いにはよりますが高級感がある、落ち着いた雰囲気となり重厚感溢れる仕様にすることができます。
全てがそうとは限りませんが、変色などしない限りは上記のような印象に落ち着きます。
明るい色(白・黄色~オレンジ)
続いて明るい色ですが、明るい色はイメージ通り「活発な印象」が与えられます。またオール白ですと同時に高級感もありますので万能な色と言えるでしょう。
それ以外にも明るい色は非常に種類が多いので他の方と被らない色合いにすることもできるのが強みですね。しかし汚れが目立ちやすく手入れを怠ってしまうと一気に見た目が悪くなってしまうので注意しておきたい色でもあります。
暖色(茶色・オフホワイト)
暖色は色が限られてしまいますが、印象を与えることができます。とくに茶色やオフホワイトなどの暖色は見ていてホッとする色でもありますので、近年ではファッションにも多く使用されるようになっています。
ですが暖色も明るい色と同様に汚れが目立ってしまう特徴がありますので、定期的な手入れをしないと残念な印象になってしますので注意しましょう。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。