塗装の仕上がりは下地処理が重要!【ケレン】

2019年09月17日

富士市の外壁塗装ケレン

 下地処理で行われるケレンは高圧洗浄作業よりも重要です。高圧洗浄機のように機具を使って行うのではなく、錆びや油汚れ、残った塗膜などを丁寧に取り除いていく重要な作業工程です。ケレンでは、その種類により、サンドペーパーや特殊な電気工具、薬品を使って作業を行います。


高圧洗浄後のケレン

下地処理では、汚れや残った塗膜などをしっかり取り除く作業が多く、まずは広範囲に行う高圧洗浄で多くの汚れや残った塗膜を、短時間で効率よく洗い落としていきます。高圧洗浄機は、とても便利な機具ですが、過去には水洗いで汚れ落としをしていた時代がありましたので、ケレンのような手作業で地道に行う下地処理は、下地処理の後工程としても必要な作業なのかもしれません。

ケレンは、外壁であれば表面についた錆び、古い塗膜などをサンドペーパーやスポンジなどを使って手作業で丁寧に取り除いていく作業のことです。ケレンには、1種~4種まであります。4種ケレンが最も軽度のケレン作業で、あまり劣化していない状況の塗装面に対して行うケレンです。1種になるほど、塗装面がひどく汚れており、電動工具や特殊な薬品を用いて作業を行う必要があります。

ケレン作業をしっかりと行うことで、新しい塗料が外壁表面に密着しやすくなり、塗膜の高い耐久性が発揮できるようになります。また、ケレンをしっかりと行うことにより、外壁塗装後の塗膜の仕上がりの滑らかさにも大きな影響を与えます。


4種のケレン

1種~4種のケレンについて解説します。1種になるほど効果が高く、ひどい汚れを落とすことができます。

・4種ケレン

サンドペーパーを使って汚れを落とします。丁寧に外壁面をこすって汚れを落としますが、比較的表面の汚れがきれいな場合に行うケレンです。4種はあまり選択されることなく、通常は、2種や3種のケレンを行うようになっています。


・3種ケレン

通常の汚れではなく、錆びや浮きあがった塗膜などがある場合に行うケレンです。ワイヤーブラシやナイロンブラシを使います。力を入れすぎると、外壁面に傷がつくことがありますので、丁寧にゆっくりとケレン作業を行います。


・2種ケレン

4種や3種のケレンで落とせない汚れは、サンダーなどの電動工具を使って汚れを丁寧に落とします。


・1種ケレン

4~3種までのケレンで落ちない汚れは、1種ケレンを行います。1種ケレンでは、剥離剤などの化学薬品を使います。電動工具でも落とせない汚れですので、剥離剤で塗膜を全て剥がし、下地だけの状態にしてしまいます。

一般の家屋の外壁では、1種ケレンをやるよりも部品交換をしたほうがいいでしょう。一般的なケレンといえば、多くは3種ケレンです。ひどい汚れや錆びがある場合は、2種ケレンを行います。


ケレンの種類別価格相場

 ケレンの種類別に見た価格相場についても参考情報として掲載します。ケレンの相場は、1平米あたり300~2000円です。1種なら、1平米あたり4000円を超えることがあります。

・4種ケレン

 1平米あたり400円前後です。多くは2種、3種ケレンが選ばれていますので、見積書ではあまり見かけない項目です。

・3種ケレン

 通常のケレン作業です。1平米あたり500~1000円です。


・2種ケレン

 塗装面の状態がひどい場合は、2種ケレンを行います。各種専用の電動工具を使用します。1平米あたり1500~2000円です。

・1種ケレン

 一般住宅の塗装工事では見かけないケレンです。1平米あたり4000円を超えます。費用が高いので、多くの場合、部品交換や外壁なら張り替え工事になるでしょう。

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