セラミック塗装についての疑問を解消しよう

2025年03月01日

外壁塗装 富士市 富士宮市

 セラミック塗装やセラミック塗料の話を聞いたことがあるでしょうか?

 「セラミックを使った塗料なのでは?」

 という印象を持つ方が多いとは思いますが、話を聞いてみないと正確なところはわからないでしょう。

 だからこそ、気になった方は話を聞いたり、ネットで調べたりしてみましょう。

 今回は、誰もが気になるセラミック塗装についてのお話です。


セラミック塗装の誤解

 

 セラミック塗装は、セラミックを配合した塗料を使って塗装するという意味です。

 セラミックは、液体ではなくパウダー状や砂状の無機物のことです。中には石を砕いて配合した塗料をセラミック塗料としているところもあります。元の形は砂や砂利です。細かくしてセラミックとして利用しています。セラミックのことを無機と呼ぶ場合もあります。

 セラミック塗装は、セラミックを配合した樹脂塗料を使って塗装しています。その性能は、セラミックが持つ機能と樹脂塗料が持つ性能を合わせたものになるでしょう。


セラミック塗料の効果とは?

 

 天然石を配合し、デザイン性を向上させるためにセラミック塗料を使用することがあります。

 この場合のセラミックは、耐久性の向上には寄与していないので、寿命が長くなることはないでしょう。

 一部の低汚染塗料では、無機化合物を配合することで、塗膜表面が高親水性や低帯電性になり、汚れが付きにくくなり、いつもきれいな塗膜を維持することができます。

 しかし、耐久年数は、ベースとなる樹脂塗料によるところが大きいでしょう。

 遮断熱塗料で有名な「ガイナ」にもセラミックが配合されています。ガイナの場合は、セラミックビーズと呼ばれる微小中空体の粒子です。

 セラミックが8割も含まれていますので、耐熱性や断熱性が高まり、ガイナは遮熱機能だけではなく、断熱機能も兼ね備えた優れた塗料として塗装業界などでも有名な塗料となっています。


セラミックのことがよく理解できない場合はやめること

 訪問営業やおすすめの塗料として塗装業者がセラミック系の塗料を提案することがあります。

 ガイナなどのすでに実績の豊富なセラミック配合塗料なら使っても問題ありませんが、話を聞いても理解できない場合や塗料の単価が相場に比べて高額すぎるような場合などは、使用をやめたほうがいいでしょう。

 しつこくセラミック系塗料を勧めてくる場合は、営業マンのノルマや成績のためであることが多く、大幅な値引きがあったとしても、話を打ち切ったほうがいいでしょう。

 セラミック系の塗料は、その効果が理解できる人や価値がわかる人だけが選択するべきでしょう。

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